倉庫を借りるなら何坪が目安?広さの単位や費用の考え方も解説

倉庫を借りるなら何坪が目安?広さの単位や費用の考え方も解説

倉庫を借りる際には、広さの単位や費用の目安を正しく理解しておくことが大切です。
とくに、日常ではあまり使わない「坪」という単位は、契約や比較の場面で戸惑いやすい要素となります。
本記事では、倉庫の坪数や換算方法、坪単価の基礎知識について解説いたします。

倉庫の広さを表す坪数とは

倉庫の広さは、一般的に「坪(つぼ)」という単位で表示されます。
1坪は約3.30578㎡(畳2枚分)で、6畳の部屋は約3坪に相当します。
そのため、30坪であれば約99㎡、100坪であれば約330㎡とイメージできます。
倉庫を選ぶ際には、敷地面積と延床面積の違いにも注意しましょう。
敷地面積は、建物の建っている土地全体の広さを指し、延床面積は建物の各階の面積を合計したものです。
賃貸契約では、延床面積が基準となることが多いため、希望する荷物の保管量や、作業スペースに見合った広さを把握しておくことが大切です。
あわせて、トラックの出入りや、荷物の積み下ろしスペースも含めた動線を考慮することで、より効率的な運用につながります。

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坪を「㎡」に換算する方法

「坪」と「㎡」を正確に換算するには、1坪=約3.30578㎡という基準を用います。
ただし、実務上は計算を簡単にするため、1坪=3.3㎡とすることが一般的です。
「坪数」から「㎡」を求めるには、坪数に3.3を掛け、40坪の倉庫であれば、約132㎡となります。
逆に、「㎡」から「坪」を求める場合は、「㎡」を3.3で割ることで、おおよその坪数を算出することが可能です。
この換算は、物件比較や賃料の検討、搬入機材のサイズ確認などにも役立ちます。
とくに都市部では、わずかな広さの違いでも費用に大きな差が生じるため、誤差を防ぐためにも正確に把握することが大切です。

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倉庫を借りる際の坪単価

倉庫賃貸の費用を比較するうえで、大切な指標が「坪単価」です。
坪単価とは、1坪あたりの月額賃料を意味し、延床面積にこの単価を掛けることで、月々の賃料が決まります。
たとえば、坪単価が5,000円で、面積が50坪の倉庫であれば、月額賃料は約25万円です。
この坪単価は、物件の所在地や築年数、構造、設備などによって大きく変動します。
坪単価には月額賃料のみを示すものと、共益費などを含めた総額を示すものの2種類がある点にも注意しましょう。
また、建物の耐震性や天井高、搬出入のしやすさなども単価に影響を及ぼします。
さらに契約時には、坪単価だけでなく、敷金や保証金、共益費などの初期費用にも注意が必要です。
総合的なコストを把握することで、予算内で適切な物件を選定できるようになります。

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倉庫の広さを表す坪数とは

まとめ

倉庫を借りる際には、坪数や延床面積の違いを正しく理解することが重要です。
坪と㎡の換算方法や坪単価の考え方を把握しておけば、契約時の判断もスムーズになります。
面積だけでなく初期費用や動線まで含めて総合的に検討することが、失敗しない倉庫選びのポイントです。
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