
工場の設計施工一貫方式とは?メリットやデメリットについても解説

工場建設では、完成時期や建設費だけでなく、操業後の使いやすさまで見据えた計画が欠かせません。
設計と施工の進め方によって、工期やコスト、品質に差が出るため、発注方式の選び方に悩む方も多いでしょう。
本記事では、設計施工一貫方式の特徴やメリット・デメリットについて解説します。
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設計施工一貫方式とはワンストップで工場建設を進める方法
設計施工一貫方式とは、工場建設における設計と施工を、同じ事業者や同じ体制へまとめて依頼する発注方式です。
設計施工一括方式やデザインビルド方式とも呼ばれ、相談から設計、見積もり、施工準備、工事管理までをワンストップで進めやすい点が特徴といえます。
工場では、生産ラインや搬入口、倉庫、動線、電気容量、給排水、空調など、事業運営に直結する条件を設計へ反映しなければなりません。
そのため、不動産会社の目線でも、早い段階から施工性やコスト、工程を踏まえて相談できる体制は大きな安心材料です。
施工会社の選定工程を省ける場合もあり、工期短縮につながりやすいでしょう。
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設計施工一貫方式のメリットは工期・コスト・品質を調整のしやすさ
設計施工一貫方式のメリットは、工期、コスト、品質を一体で調整しやすい点にあります。
工期面では、設計段階から施工方法や資材調達、設備搬入の段取りを検討できるため、設計後に施工会社を探す待ち時間を減らしやすくなります。
工場は完成後すぐに生産や物流を始めたいケースが多く、操業開始時期が事業計画に直結するため、工期管理は重要なのです。
コスト面では、床荷重や天井高、電気設備、排水、換気、防火設備、外構、トラック動線などを早期に確認し、予算とのずれに気づきやすくなります。
品質面でも、設計意図と施工内容がつながりやすく、作業効率や安全性、メンテナンス性まで考えた提案を受けやすいでしょう。
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設計施工一貫方式のデメリットは妥当性や選定の見極めが難しいこと
設計施工一貫方式のデメリットは、設計内容や工事費の妥当性を判断しにくい点です。
設計と施工を同じ事業者に任せるため、提案内容や仕様、見積金額、施工方法が適正かどうかを第三者目線で比較しにくくなる場合があります。
工場建設は設備や用途の条件が複雑なため、面積、構造、床仕様、消防設備、外構、将来計画などの条件をそろえて確認しなければなりません。
また、設計力と施工力の両方を備え、事業内容を理解できる会社を選定する必要があります。
施工しやすさやコストを優先しすぎると、外観や内装、働きやすさなどのデザイン性が後回しになるおそれもあるでしょう。
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まとめ
設計施工一貫方式とは、設計と施工をまとめて依頼し、工場建設をワンストップで進めやすい発注方式です。
工期短縮やコスト調整、品質確保を図りやすい一方で、計画段階の要望整理が重要になります。
妥当性の確認や業者選定、デザイン性への配慮を意識し、要求仕様を明確にして進めましょう。
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