工場を購入する際の電気設備は要確認!容量や受変電設備についても解説

工場を購入する際の電気設備は要確認!容量や受変電設備についても解説

中古工場を購入して新たな生産拠点を構えようとする際、建物の広さや立地だけで決めてしまっていませんか。
導入予定の機械が滞りなく稼働するかどうかは、電気設備の状態にかかっているため、購入前の慎重な確認が欠かせません。
本記事では、中古工場の購入時に失敗しないための電気設備の確認ポイントについて解説します。

中古工場に必要な電気容量と高圧受電設備の確認方法

中古工場を購入する際は、現在の受電方式と電気容量が、導入予定の生産設備を安定して動かせる条件を満たしているか確認する必要があります。
まず把握すべきは、工場全体で必要となる最大需要電力と、既設の変圧器や受変電設備が持つ設備容量です。
高圧電力を受電する場合、高圧受電設備が必要であり、キュービクル式はその代表的な方式として工場の操業を支えています。
購入前にはキュービクルの有無だけでなく、変圧器の容量や電灯・動力系統の構成など、細かな仕様もチェックしなければなりません。
予定する設備を稼働できる容量か、法令に沿った保安管理を継続できる設備かという視点で確認することが重要でしょう。

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購入前にチェックすべき電気設備の重要な確認項目

工場購入前の電気設備確認では、設備容量、保守・点検の記録、そして各機器の製造年という項目を一体で確認することが求められます。
設備容量については、キュービクル全体の見かけだけでなく、変圧器ごとの定格容量や将来計画を踏まえて必要な容量を見極めることが重要です。
また、自家用電気工作物の点検記録は、設備が継続的に適切な保安管理を受けてきたかを判断する貴重な資料となります。
さらに、高圧機器は経年劣化するため、製造年が古いほど故障リスクが高まり、更新計画を早期に立てる必要があるでしょう。
古い設備ではPCBを含有する機器の確認が必要になる場合もあるため、電気主任技術者などの専門家と連携して調査をおこなうことをおすすめします。

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将来の増設や設備更新にかかる費用と工期の注意点

購入後に生産ラインや大型機械を追加する予定がある場合は、既存の電気設備に増設余地があるかを契約前から確認しておくのが注意点です。
必要電力が増えると、変圧器の容量アップやキュービクル本体の増設だけでなく、配電盤の改修など大がかりな工事が必要になるかもしれません。
更新費用についても、機器の価格だけでなく、既設設備の撤去処分費や搬入据付、各種工事費を含めた総投資額で検討することが重要です。
さらに注意すべきなのが、高圧受電設備などの更新工事に伴う停電が、工場の操業停止へ及ぼす影響でしょう。
購入後すぐに操業を開始したい場合ほど、事前に工事納期や停電工程を把握し、建物取得から生産開始までのスケジュールに組み込んでおかなければなりません。

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購入前にチェックすべき電気設備の重要な確認項目

まとめ

中古工場の購入時は、受電方式やキュービクルの電気容量が自社の生産設備に適合するかを把握することが不可欠です。
事前確認の項目として、過去の点検記録や機器の製造年をチェックし、長期的な運用に耐えうるかを見極めなければなりません。
将来の設備増設や更新に伴う注意点も踏まえ、総投資額や停電期間を契約前に算出し、計画的な稼働を目指しましょう。
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